みなさん、こんにちは!
不動産鑑定士、相続・不動産コンサルタントの森田努です。
 
 先日、ヒラタクワガタのメスを安く譲ってもらいました。交配済みなので放っておけば卵を産むということなので、子供たちと一緒にそのときを楽しみにしています。来年の夏ごろにうまく成虫まで育てられると嬉しいです。

 

 さて、今回は道路負担・セットバックについて。
 皆様は道路負担やセットバックという言葉をご存知でしょうか。建物を新しく建築する際に、道路の中心線から一定の距離まで後退して建築しなければならず、その後退部分を道路として提供することが定められる場合があります。このことをセットバックと呼び、セットバックにより後退する部分を道路負担と呼びます。
この道路負担部分には建物を建築することができないだけでなく、門や塀、フェンスも作ることができません。さらに、道路負担部分にプランターや自転車、車を置いたりしているケースもありますが、これも本来は許されません。
 このように自分の土地でありながら、自己利用することができないセットバックが必要な土地を購入する場合は、注意が必要です。
 まず、道路負担部分を除いてみた場合の土地価格が妥当かどうか。割安だと思っていた土地が、道路負担部分を除いてみたところ、逆に割高であるというケースもあります。
 次に、現況と同じような建物を建築することができなくなる場合があります。現況の道路ぎりぎりまで建物が建っている場合、建て替えするにあたっては、道路後退をしなければならなくなるので、その分建物の建築に制限が出てきてしまいます。
 このように、道路負担・セットバックは所有者や買主の意思決定に非常に大きな影響を与える要因となります。ですので、特に道路負担・セットバックが必要とされる土地を取得する場合には、現地確認を含めた慎重な確認が必要となるのです。