人生100年としたら、調度今、半分くらいの時期を過ごしているのですが、最近親しい友人・知人の口から「お墓」の話を聞くことが増えてきたなと感じています。

子供の頃はお墓について関心は無く「家族が年に数回お墓参りに行っているな。」程度の認識で、お彼岸が春と秋にあることさえ知りませんでした。
 しかし、学生時代に同居していた祖父母が亡くなったことで法事やお盆、命日、お彼岸などに家族と一緒にお墓参りに行く回数も増え、自然の流れかも知れませんが「そう言えば、このお墓にはおじいちゃん、おばあちゃん以外に誰がはいっているの?」「ちなみに、あと何人くらい入れるの?」「(刻まれている名前を見て)この人誰?」など、ちょっとした疑問を父から教えてもらっているうちに、随分自分の家のお墓に詳しくなってきました。

 今のところ私には両親が居り、自分の家のお墓のことを良く知らなくても直接的に困ることなく過ごせていますが、「実家(田舎)のお墓整理しないとなんだけど、どうしよう・・・。」というフレーズを数年に渡って口にしている友人がいて、その友人から、この秋、実際にお墓の整理にとりかかったという話を聞く機会がありました。友人の話だと「分からないことが多くて、仕事を休んで出向いて調べたり、1回行ったところで話は全然まとまらないし、終わるまで落ち着かないしで正直息切れしそう。。。」とのことでした。 その友人は一人っ子ということもあり、自分がやるしかない。と言っていましたが、私が手伝えることも無くただ話を聞いているしかできませんでした。

 

 実際にお墓の整理(墓じまい)について調べてみると、墓じまいには、通いやすい場所にお墓を移動させる「改葬」と、古いお墓をなくし、永代供養墓にしたり散骨する「墓終い」の2種類に分けられるとありました。

どちらにしろ、何をしなければならないのか調べてから行動を起こすには確かにエネルギーが必要そうだな、という印象を持ちました。それも自分の住まいから遠いとなれば尚更のことかも知れません。

 

 お墓に関する心配事は、実家(不動産)の空家問題と同じ背景をもっているのかも知れませんが、相続などで実家や先祖代々のお墓を引き継がれる可能性のある方は、ご家族や親族様が元気なうちに話に出しておくだけでもできたら良いのかな、と思います。 

 さいたま幸せ相続相談センターでは、実務だけを進めていくのではなく、ご相談者様のお気持ちに寄り添うこともとても大切にしております。生前整理や墓じまいのご相談もおうけできますので、お一人で抱え込まず無料相談会などをお気軽にご利用下さい。