2024年3月8日の時事通信社の時事ドットコムニュースによると、2月の企業倒産件数は前年同月比23.3%増の712件であることがわかりました。2月に700件を超えるのは8年ぶりで、23カ月連続で前年同月を上回っています。

原材料や資材の価格高騰、人材確保のための人件費上昇が大きな負担となり、サービス業や建設業を中心に倒産が増加しました。また、物価高による倒産が前年同月の41件から57件へと約40%増加しており、特に製造業や運輸業など、価格転嫁が難しい産業での倒産増加が目立っています。

世界経済の失速、物価上昇、従業員の賃上げという逆風に、大企業なら耐えることができますが、中小企業には厳しい状況となっています。

※参照 2024年3月8日時事通信社 時事ドットコムニュース