皆さんこんにちは。
相続スタッフの成田です。
突然ですが、皆さんは使っていない銀行口座はありますか?
自分が亡くなったときに、多くの口座を持っていると家族がそのすべての口座の解約手続きをすることになってしまいます。
死後の手続きに追われる中、数千円しか入っていない口座の解約手続きを残された家族が行うことを想像してみてください。
残された家族に任せるよりも、生きているうちに自分で使っていない銀行口座を減らしてみませんか?
私は結婚後に引っ越しするのをきっかけに、利用していない銀行口座を解約しました。
学生時代はアルバイト先ごとに給与振り込みの銀行口座の指定があったので、沢山銀行口座を持っており、当時持っていた口座は6つ。
そのうち4口座解約し、現在持っている口座は2つです。
私は終活を意識して銀行口座を断捨離したわけではありませんが、銀行口座を減らすと、お金の流れがわかりやすく、管理がラクになりました。
また、印鑑や通帳を処分することが出来るため、リビングの引き出しの一つが通帳で溢れて閉まらないという現象から解放されます(笑)
小学生のころ、お年玉を貯めていた郵便局の口座は印鑑もわからないし、口座名義も旧姓のままなので、解約するのは難しいかなと思いながら、郵便局に訪れると、年金手帳があれば口座を解約できると言われて、
通帳、キャッシュカード、運転免許証、年金手帳そして自宅にある印鑑をすべて郵便局に持っていき印鑑の照合を行ってもらいながら解約しました。
必要なものを用意し、窓口に行くまでが少し面倒に感じますが、窓口に行って手続きにかかる時間は10分ほどでした。
簡単に出来る終活の一つであり、メリットが沢山あるので、何から終活しようか迷っている方は銀行口座の整理に取り組んでみることをおすすめします。
使っていない銀行口座は犯罪に使われてしまう可能性があります。
また、入出金なしで、10年放置すると休眠預金扱いになり民間公益事業に活用されます。休眠預金の段階で銀行に連絡すれば、預金の引き出しは出来ますが、別途手続きが発生するため、手間を減らすためにも使っていない口座は解約した方が安心だと思います。
いかがでしたでしょうか。
今回は終活をしたいけど、何から取り組もうか悩んでいる方に向けて、銀行口座の解約をおすすめしたいというお話をしました。
さいたま幸せ相続相談センターでは、相続や終活についてのご相談を受け付けております。
気になる方はぜひお問い合わせください。
執筆:成田春奈