所有者不明土地問題をご存知でしょうか?
所有権不明土地問題とは以下のことをいいます。
・登記が古い状態になっていて今の所有者がわからない
・名義人が亡くなっているけど、相続人が反映されていない
・公共事業を進めようと思っても所有者不明の土地があると勧められない(再開発の妨げになる)
・所有権不明の土地は管理できないまま放置され、周辺の治安が悪化する
現在の日本には所有者不明の土地が約410万haあります。
これは九州本土よりも広く、国土の22%に上ります。
重要な社会問題と言われています。
所有者不明土地問題を解消するために政府が今から約1年後の2024年4月1日より相続登記を義務化する法律が施行することが決定しました。
相続登記義務化についてのコラムはこちらをご覧ください。
執筆 成田春奈