2020年7月16日、朝日新聞デジタルの記事によると、認知症の人の預金を家族らがおろしやすくする対応を、金融庁が金融業界へ促すとのこと。これまでは金融機関の「現場任せ」が多かったが、外部機関との連携のあり方もあわせて、指針をつくるよう業界に求めるいるとのことでした。
相続相談の場面では認知症になった場合のご家族の苦労のお話を多く聞かせていただいていました。認知症対策でもご本人やご家族の心配事を多く聞かせて頂いています。当然ながら、ご本人の財産保護も大切ではありますが、サポートするご家族も大変です。認知症になってしまったかたのサポートをされるご家族のみなさまのために、預金手続きも、もっと柔軟性を持たせても良いかなと思料しています。
※参照 2020年7月16日 朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN7H64WBN7HULFA01V.html
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