皆さん、こんにちは。

一級建築士、相続・不動産コンサルタントの城和です。

 

7月1日に2020年の路線価が発表されました。

2020年7月1日 日本経済新聞の記事によると、埼玉県内の路線価は2019年に比べ平均1.2%上昇したとのこと。

価格は7年連続で上昇をしており、再開発が進み、住宅地として人気もあるさいたま市や川口市の上昇が目立っているそうです。

また全国約32万地点の標準宅地は2019年比で1.6%のプラスとなり、こちらは5年連続で上昇をしたとのことです。

ただし、路線価は毎年1月1日時点の価格となり、新型コロナウイルスが感染を拡大する前の数値になるため、今後の土地取引価格は下落する可能性が高いということです。

 

緊急事態宣言など皆様が外出自粛を行っていたことにより、埼玉県の1日の感染者数は0人となるなど、全国的にも感染者は減少をしている状況でした。しかし、7月1日には大宮でクラスターが発生する報道もあり、7月2日には東京都で新たに100人を超える感染を確認したと発表がありました。

 

現在では大きな土地価格の下落は見受けられませんが、今後は新型コロナウイルスによる影響により価格下落が進行する可能性があります。

 

先行きが不透明ではありますが、不動産市況がどのように変化をしていくのか引き続き注目をしていきたいと思います。

 

※参照 日本経済新聞2020年7月1日

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60996000Q0A630C2L72000/

 

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