不動産コンサルタントの佐藤です。
さいたま幸せ相続のかたちでは、不動産コンサルティングを担当しています。
このサービスを通じて、私が18年間の不動産ビジネスの中で体得してきたノウハウ等を提供させて頂ければと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
さて、先日ですがさいたまにお住まいのお客様から隣地の不動産にかかるご相談を頂きました。
隣地の方が、相続した不動産を売りたい、とのことでどう対応すれば良いか?というご相談でした。
今回の件では、結論から申し上げると相場以上の金額でも購入した方が良い、とアドバイスさせて頂きました。これには当然理由があるのですが、隣地といっても色々あります。本宅地の価値を下げてしまうような隣地であれば購入しないのは当然ですが、隣地を購入することによって、本宅地の価値が増大するのであれば購入検討余地が十分あります。
ケースによっては、本宅地にかかる建築可能面積が増える可能性もあります。いわゆる地上げの反対になりますが、このような話が来た場合は、不動産にかかる法規制の確認が必要なため、ご自身で判断せず、まずは経験豊富な会社に相談するのが一番です。その結果をふまえ、隣地の購入によって本宅地の価値が上がるようであれば、相場以上の金額で購入したとしても費用対効果が見込める為、3方良しのお取引になる可能性が大きくなります。
購入側は自分の土地が増えることは価値増大もあり嬉しいことですし、売却側も、場合によっては相場以上で売却できるチャンスがある。これは売却の選択肢としてはずせません。この話からはそもそも不動産の売却を考える場合、声をかけるつもりの不動産会社が、隣地への声がけを提案してくれる会社かどうか、といった見極めるポイントも見えてきます。
この話は奥深く話が長くなってしまうため、今回はこのくらいで。
次回コラムもどうぞよろしくお願い致します。