サッカーのワールドカップで毎夜、寝不足の日々が続いている方も多いかと思います。

 

今回はFIFAラインキング1位のドイツがグループリーグ最下位で破れたり、ロシアの躍進があったりと、過去のデータからだけでは予測の難しい結果が現れています。これはサッカーがチームとしてのスポーツであることも影響が大きいかと思っています。

 

そしてこの問題は、相続対策や相続手続きに置き換えて考えることも出来ます。

 

相続対策や相続手続きは一人の専門家だけで手続きが完了しないケースがあります。

例えば、相続税の申告では当然ながら税理士の力が必要ですが、相続登記では司法書士に依頼することになります。

そのなかで、土地の測量が必要であれば土地家屋調査士、分割協議がまとまらずもめごとになってしまったら弁護士、不動産の鑑定が必要ならば不動産鑑定士の力を借りねばなりません。そして、れれらの作業の際、士業ひとりひとりが身勝手に動いていたり協調性がなかったりすると作業効率が下がり、結果としてお客様が不利益を被ることも出てくるかもしれません。そのようにならないよう、シナジーが効くようなチーム組成が大切になります。一方、相談する相手によっては相性が合わないこともあるかもしれません。そもそもの問題ですがここも大切なポイントで相手に合わせたチーム編成も必要となってきます。

 

ここがサッカーとも似ていると感じるところです。相続手続きや相続対策において誰に頼むかという問題は、相性も意識して相続サポートチームも編成する必要があるかもしれないのです。

 

このようなことを考えると相続対策や相続手続きをお考えのお客様には安易に依頼をするのではなく、ぜひ様々な専門家から意見を伺っていただきより良い意思決定をして頂きたいと思うようになりました。そして、その意思決定において私たちのお話がお客様に少しでもお力になれればこれほど嬉しいことはありません。