新年度がスタートし、バタバタしていた日々もようやくおちついてきました。
新入学生や新入社員の方々もそろそろ新しい生活になれてきたころでしょうか?

 

今日は「円満相続をかなえる本」より遺品査定士をご紹介いたします。

皆さんは遺品査定士というお仕事をご存知でしょうか?

遺品査定士は、遺品買取に関わる各分野のプロフェッショナルとのパイプを持ちながら、ご遺族が安心して、遺品を必要な方へつなぐことへの支援を行うのが主な仕事です。遺品整理の知識だけでなく、遺品査定と買取に特化し、そのノウハウと専門知識、法令に関する理解を兼ね備えた専門家です。

今、遺品整理の現場では、個人が大切にされてきた価値あるモノを、タダ同然で回収業者に持っていかれるという被害が多発しています。ほとんどのケースが、電話・訪問営業によるもので、特に狙われやすいのが女性や高齢者。貴金属や宝石など、価値ある資産を強引に安く買い取るというのが手口です。

ではなぜこのような目にあってしまうのでしょうか。悪徳業者は確かに強引です。しかし、もう一つの理由として、遺品をお持ちの方が、「どんなものに価値があるのか」が分からないということもあると思います。もし今、価値あるものをお持ちであれば、ご自身のためにも、次世代のためにも、計画的に、遺産や財産整理をしていく、もしくは、価値を伝えていく必要があるかと思います。

 

自分が大切にしている宝物を、他の人も同じ気持ちで素晴らしいと思ってくれるとは限りません。

物の価値は、人それぞれで、個人で判断するのはなかなか難しいものです。

遺品査定士に査定してもらうことによって、ゴミだと思っていたものが、思わぬ価値をもち、輝きだすこともあるのです。

 

 

※参照 円満相続をかなえる本