ご相談いただいた内容

私は東京に住んでいますが、実家がさいたま市にあります。
父は10年ほど前に亡くなっており、母も数年前に亡くなりました。
私には兄がいるのですが、兄は独身で母から相続をした実家にひとりで住んでいます。
普段からも電話でやり取りをしたり毎年お盆や正月には実家に帰って話をするなど元気に過ごしていました。
そんな折、兄が突然倒れて帰らぬ人になってしまいました。
父や母が亡くなったときの手続きはすべて兄がやっていて、突然の出来事で私もどうして良いかわかららず困っていたところ、インターネットでさいたま幸せ相続相談センターを見つけ相談することにしました。

当センターへご相談いただいた結果

当センターでお話を聞いたところ、まだどのような財産があるのか整理ができておらず財産状況がわからないとのお話でした。
詳しくお話を聞くと現在見つけた預金とご自宅だけでも相続税の申告手続きが必要になりそうな財産状況です。
まずは財産がどのくらいあるのか金融機関や生命保険、ご実家以外に不動産を所有していないかも確認していった結果、預貯金や株式、ご実家以外にも投資用マンションを所有していることがわかり、改めて相続税の申告が必要なことがわかりました。
私達は、早速相続コンサルタントを中心に、税理士・司法書士と相続税申告手続きのサポートチームを結成しました。
今回のご相続はI・H様おひとりが相続人となり、3,000万円+600万円(法定相続人✕600万円)=3,600万円(基礎控除額)を超える相続財産だったため申告が必要になります。

相続人がおひとりの場合、基礎控除の金額が少なくなるため相続税申告の対象になる可能性が高くなり、相続財産が多いと相続税額も多くなることがあります。
お兄様は預貯金が多くあったのですが、現金は評価を下げることができません。
しかし、お兄様は投資用マンションを所有していたので小規模宅地の特例を活用することにより評価額を低くすることができ、相続税の納付を少なくすることができました。
またご実家についてはお兄様のお荷物を整理処分されたいとのことで、遺産整理のプロもサポートチームに参加してもらいました。
I・H様からは無事に申告から相続税の納付、相続登記から遺品の整理までワンストップでサポートしてもらい負担も少なく助かりましたとご満足頂けました。