-ようしえんぐみ- 養子縁組は戸籍法の定めに従って、縁組届を提出し、受理されると成立します。 縁組が成立した日から、養子は養親の嫡出子としての身分を取得します。 また、養子と養親の血族との間に法定血族関係が…続きを読む
-はいじょ- 相続の廃除とは、相続権を持っている推定相続人を被相続人が家庭裁判所に申し立てることにより、相続から排除して、相続権を失わせることです。 申し立てには一定の条件があり、被相続人が遺留分のある推定…続きを読む
-かいそう- 改葬とは、埋蔵された遺骨を他の墓地や納骨施設に移すことをいいます。新しく購入された墓地などへ改葬しようとする際には、現在の墓地・納骨堂所在地の市区町村の役所で改葬の手続きが必要です。
-とくべつしっそう- 船舶の沈没・従軍、地震や津波の影響、飛行機事故等の特別な危難にあった場合の失踪であり、通常危難が去った後1年経過というのが原則であるが、飛行機や船の事故の場合においてはこれを3ヶ月としており、東日本…続きを読む
-ちょっけい- 血統が真上真下で連結する親族関係※父・母、祖父母、子供など)が直系に当てはまります。 また、直系というだけでは一直線に血統が繋がっているという関係区分でしかないが、直系尊属であれば、父母・祖父母などの自分…続きを読む
-ちょういきん- 弔慰金とは死者を弔い、遺族を慰める気持ちを示すために贈る金銭の事です。 香典と一緒に考えている方は現在では多いですが、この二つの違いは香典はお香料に代わるもので、葬儀の際に渡すのに対し、弔慰金は後日で会…続きを読む
-たんじゅんそうぞく- 単純相続とは、無条件・無制限で被相続人の権利義務を承継することをいいます。 民法ではこの方法を本来的な相続のパターンと考えていて、他の方法を相続人が選択しないで、相続開始を知ってから、3ヶ月が経過…続きを読む
-だいしゅうそうぞく- 代襲相続とは例えば子に代わって孫が、兄弟姉妹に代わって甥姪が相続するような場合をいいます。 ■孫など直系卑属の場合■ 被相続人の子が、相続開始以前に 死亡したとき 相続欠格事由に該当するとき 廃除…続きを読む
-そんぞく- 尊属とは直系尊属と傍系尊属からなる総称です。 意味自体は自分よりも世代が上(先の世代)にあたる血族が尊属です。 逆に世代が下にあたる血族を卑属と呼び、世代が自分と同じ者に関しては、どちらにも当てはまらない。…続きを読む
-そうぞくほうき- 相続開始後に、相続人が遺産の相続を放棄することを相続放棄といいます。 具体的には、被相続人の負債が多かったり、相続自体に魅力が感じられない場合の放棄や、家業の相続に関しては、相続人が保管の業務がある事…続きを読む
-そうぞく- 相続とは、一定の親族的身分関係にあるものの間において、その一方の死亡によって財産的義務・権利の一切を承継することです。 「財産上の人の死亡による権利義務の包括的な承継」と言われ、一般的に権利義務は 主体…人…続きを読む
-しんぞく- 民法において、血縁が繋がっているものを血族、配偶者の一方からみた他方配偶者の血縁関係にあたるものを姻族といいます。 血族には自然血族(自然の血縁関係にあるもの※直系・傍系問わず※)と、法定血族(法律規定によ…続きを読む
-じゅいしゃ- 遺贈(遺言による遺産の贈与)を受けるものを受遺者、また遺贈を履行する者を遺贈義務者と言います。 遺言執行者が指定されていれば、遺贈義務者は遺言執行者であり、指定されていなければ相続人です。 ただし、遺言者…続きを読む
-しっそうせんこく- 失踪宣告とは、住所又は居所を去った者(民法25条1項)である不在者や、死亡が確認できていない者に対して、法律上いったん死亡したものとみなす効果を生じさせる制度です。 失踪宣告には特別失踪と普通失踪の…続きを読む
-ぼうけい- 血統が共同の始祖より直下する異なった親系に属する者相互の間の親族関係を、傍系あるいは傍系親と言い、兄弟姉妹やおじおばや甥姪等のことを言います。 一方、血統が直上直下で連結する親族関係を、直系あるいは直系親と…続きを読む
-ふつうしっそう- 相続は人の死亡によって開始します。 人の死亡については、特に民法では定義されておらず、常識的な範囲で死亡を判断します。 稀なケースですが、民法では人が死亡したかが不明な場合でも、死亡したものとみなして…続きを読む
-ひぞく- 自分より後の世代に属する者を卑属と言い、子や孫等のことを言います。 一方、自分より前の世代に属する者を尊属と言い、父母や祖父母等のことを言います。
-ひそうぞくにん- 被相続人の財産上の地位を承継する者のことを相続人と言い、これに対して相続される財産、権利、法律関係の旧主体を被相続人と言います。
-にんいこうけん- 任意後見は、将来の後見人の候補者を、本人が後見開始より先にあらかじめ選任しておくことをいいます。 法定後見が、裁判書の審判によるものであるのに対し、任意後見は契約によるものとなっています。後見人候補者…続きを読む
-にじそうぞく- 夫婦のどちらか一方が先に亡くなった場合による相続を一次相続と言い、その次の残された配偶者の死亡による相続を二次相続と言います。 一次相続の時点では、残された配偶者に対しては、配偶者の税額軽減により法定相…続きを読む
-こうでん- 香典とは霊前等(通夜または葬式)に供える金銭の事。 「香典」の「香」という字は線香の代わりにという意味があります。 お香典の金額は故人との親交の深さによって異なり、香典袋の表書きも宗教や儀式によって異なりま…続きを読む
-げんていしょうにん- 限定承認とは、相続人が被相続人から受けた相続のプラス分で補える範囲でマイナスの財産も引き継ぐ事。 参考:民法第922条(限定承認) 相続人は、相続によって得た財産の限度においてのみ被相続人の債務及…続きを読む
-けつぞく- 血族とは血縁者と同じ意味を示します。 血族には2種類あり、自然血族関係はもちろんの事、養子縁組によって成り立つ法定血族関係も含まれます。 どちらの関係も「死亡」よってその関係は消滅します。 参考:民法第72…続きを読む
-いんぞく- 姻族とは、既婚の場合の配偶者の父母兄弟等の事。 配偶者の血族である「義父母」や「義兄弟」のことを言います。 未婚者には姻族という関係は出来ません。 姻族関係が終了する時は、離婚した時となります。 離婚と同時…続きを読む