当センターのある、埼玉県さいたま市は10区で構成されており、その中で最も面積が広いのが岩槻区です。

「城下町岩槻鷹狩り行列」は江戸時代、鷹狩りを好んでいた徳川家康が、鷹狩りに行く途中何度も岩槻に立ち寄った折り、岩槻城主がお出迎えしていたという史実に基づき毎年11月3日に行われています。

行列には将軍や姫、藩主等に扮した総勢100名が参加(市民応募)し、腕に鷹をとまらせた鷹匠(たかじょう)も一緒に岩槻駅東口周辺(日光御成道)を練り歩きながら、途中で2人の鷹匠の間を鷹が行き来しながら空を舞う「放鷹術(ほうようじゅつ)」を披露するそうです。市民も行列に参加できる城下町岩槻ならではの参加型イベント、子供からお年寄りまで家族そろって歴史の一ページを楽しめるのではないでしょうか。

また、江戸時代から栄えた岩槻には史跡も多く、中でも指定文化財になっている「時の鐘」は江戸時代に建てられた鐘楼にかけられ、江戸時代と同じ場所で、現在も朝夕6時と正午の一日3回、美しい音色を響かせて私たちに時を告げてくれています。ぜひこちらの音色も体感してみてください。