みなさんはうどん派ですか?そば派ですか?

そば派の私はさいたま市に転居してきた頃、漠然と ‘’うどん屋さんが多いな‘’ と感じました。

なるほど、埼玉県のうどんの年間生産量は2万4,403トンと、
1位の香川県の4万7,080トンについで全国第2位だそうです!

埼玉県のうどんは「武蔵野うどん」と呼ばれ、埼玉の県西部と東京の多摩地区が発祥の郷土料理で、非常にコシの強い手打ちうどんです。
弾力感と重量感が特徴で、熱々のつけ汁(肉汁が主のつけ麺スタイル)で食べるのが武蔵野流。
人気店は平日のランチタイムにも開店前から大行列をなしています。
駐車場には県外ナンバーの車も目立ちます。

ここでうどんについての豆知識を一つ。
日本では、うどんは縁起のよい食べ物とされていて、昔からハレの日(正月や七五三)に食べられてきました。
細くて長いうどんは「細長く丸いお付き合いができますように」、太くて長いうどんは「太く長く生きていけますように」といった意味合いがあり、うどんを結婚式の引き出物に贈ることが多いそう。
長期保存も可能なので、縁起物としてお中元やお歳暮にもいいですね。

秋も深まってきた今日この頃、身体を温める武蔵野うどんを食べにぜひ埼玉県へ、さいたま市へおいでください!