7月3日から20年ぶりに紙幣が新しくなりました。
それぞれの肖像は、一万円札「渋沢栄一」、五千円札「津田梅子」、千円札「北里柴三郎」となっています。

一万円札の渋沢栄一は、「近代日本経済の父」と称され、第一国立銀行をはじめ、約500もの企業の設立・育成に関わった他、600もの社会公共事業、福祉・教育機関の支援と民間外交にも熱心に取り組むなど大きな功績を残した実業家です。2021年に放送されたNKH大河ドラマ「青天を衝け」の主人公となったことでご存知の方も多いかもしれませんね。

 

さて、その渋沢栄一ですが、埼玉県深谷市の出身だということはご存知でしょうか。埼玉県北西部に位置する深谷市内には渋沢栄一記念館をはじめ、生誕地の他ゆかりのある場所が数多く残されています。地元では新紙幣発行を記念したイベントも行われているようです。

新しい紙幣が流通し、日常的に使用するようになるのは、もう少し先になるかもしれませんが、今から新しい紙幣を見るのが楽しみです。

※参照 政府広報オンライン 2024年7月3日