夏はブルーベリーが旬の季節。
6月頃から収穫時期がスタートし、品種によって旬が違うため県内の観光農園では8月下旬頃までブルーベリーの収穫体験や購入ができるようです。


実はブルーベリーは初心者でも育てやすい小果樹らしく、手軽にプランターでも楽しむことができると知り、我が家も春先に近くのホームセンターで購入しました。

 春に白いかわいらしい花が咲き、小さなブルーベリーの緑色の実が付き、だんだん大きくなるにつれ青紫色に変化し、6月に入るころには綺麗な色のブルーベリーになりました。
既に食べられそうなのですが、育て方の本には「ブルーベリーの実は枝についている時しか熟さず、完熟したブルーベリーの摘みたての味は感動もの」と書いてありました。

ならば完熟まであと数日待ってみよう・・・、と収穫を一度我慢して数日。
「明日収穫するぞ!」と心に決めたその日の朝、「あれ!? あれれ??」完熟していたはずのブルーベリーが1粒残らずキレイに無くなっているではありませんか!!

 

家族が摘んでしまったのかと聞いてみたのですが、そんなこともなく、「え~?何で??」とブルーベリーの前で考えている私の上から「ピュー・ピュルル~♪」と綺麗な鳥の声が・・・

鳴き声の方を見ると家の前の電線にとまっている2羽の鳥がこちらを見ているではありませんか。 

「もしや・・・」

試しに私がブルーベリーの前を離れると、2羽の鳥がブルーベリーの鉢に飛んできました。
そうです、鳥に食べられてしまったのです。

 

本当に1粒残らす食べられてしまったので、完熟ブルーベリーの味は来年に持ち越しとなってしまいましたが、ちなみにその鳥も頭から翼にかけてブルーベリーのようなダークブルーが美しい「イソヒヨドリ」の(夫婦か?)という鳥でした。
鳥も食べ頃が分かるんですね! 感心してしまいました。

県内にもたくさんのブルーベリー農園があり、完熟の味を楽しめる摘み取り体験もできるようです。
暑さ対策をしながらお出かけしてみて下さい。