こんにちは、司法書士の石川宗徳です。
10月9日は体育の日でしたね。
私は月に数回フットサルをやるときだけ体を動かしていますが、体育に日ということで早朝にランニングをしてみました。
早朝のランニングは気持ちがいいですね。
さて、本日のコラムは「公正証書遺言の登録件数が累計200万件を超えた」というお話です。
日経新聞の記事によると、遺言公正証書のデータベースへの登録件数が200万件を超えたようです。
遺言公正証書 累計登録200万件超え データベース、検索も便利(日経新聞)2017.9.29電子版
毎年の遺言公正証書作成件数も毎年増加傾向にあり、平成26年以降は1年間に10万件を超える遺言公正証書が作成されています。
毎年の遺言公正証書作成件数は次のとおりです。
・平成19年 74,160件
・平成20年 76,436件
・平成21年 77,877件
・平成22年 81,984件
・平成23年 78,754件
・平成24年 88,156件
・平成25年 96,020件
・平成26年 104,490件
・平成27年 110,778件
・平成28年 105,350件
(日本公証人連合会HPより)
高齢者の増加と権利意識の高まりにより、毎年の公正証書遺言の作成件数は増える可能性は今後も大いにあると思います。
公正証書遺言のメリットは、法的不備により無効となる可能性が低いこと、遺言を無くても謄本を再発行できること、相続人が遺言の検索システムを利用することにより発見できること等が挙げられます。
公正証書遺言はのメリットはとても大きい考えますので、私も遺言の作成をお手伝いをさせていただくときは公正証書遺言での作成をお勧めしております。