2017年9月23日付日本経済新聞朝刊に主題タイトルの記事がありました。

 

荷物を保管するトランクルームを投資用不動産と位置づけ、資金を振り向ける投資家が増えているとのことでした。ここ最近の不動産の高騰で、賃貸アパートや商業ビルなどの投資妙味が薄れてきているなか、トランクルームは比較的高い利回りが見込めるためのようです。確かに埼玉県内も車を走らせているとトランクルームが目立つようになり増えてきている気がします。

 

一方、私はトランクルーム投資は慎重に対応したほうが良いと思っています。空き家が増えているなかですから荷物を置く場所はどんどん増えていくでしょう。日本は世界と比べると狭い居室空間ですが、今後は人口も減り不動産にもゆとりが生まれ、いまよりもより大きな間取りを選べるようになるかもしれません。そうなってくるとわざわざ荷物を外におく必要があるトランクルームは必要なくなってきます。

 

不動産はダイナミックに変わることがないため、当面はトランクルームの需要は一定数あると思いますが、今後も動きを見守っていきたいところです。

 

※参照 日本経済新聞2017年9月23日朝刊 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2145480022092017DTA000/