みなさんこんにちは!

不動産鑑定士の森田です。

 

 先週、右ひざの筋を負傷しました。昨日くらいから普通に歩けるようになりましたが、先週中は階段の昇り降りもままならない状態で、趣味の運動も全くできず、フラストレーションが溜まりました。やはり健康が一番ですね。

 

 さて、本日は日経新聞の記事より「不動産テック 変わる市場(上)いくらで売れる?手軽に推定 中古住宅取引 底上げ」。

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO19536560R00C17A8EE8000/

不動産とテクノロジーを融合したサービスでITを使い、一般消費者に正しい不動産情報を提供しようという試みです。

 不動産は正確な取引情報が広く公開されないため、今まで一般消費者が正確な情報を取得することは難しく、そのため不動産は「怖い」とか「怪しい」等というイメージを持たれがちでした。そういったいわゆる情報の非対称性をIT技術によって解決しようというものです。

 具体的には過去の取引データや人口知能(AI)を使って中古住宅やマンションの価格を推測するということです。このような仕組みがもっと普及して、一般の方々がより安心して不動産の取引ができるようになるといいですね。

 

 ただ、この仕組みはあくまで住宅を「売りたい」とか「買いたい」という場合に参考にすることを目的としているようです。遺言の作成や遺産分割等の相続の場面でこのような仕組みを活用する場合にあっては、利害関係者が複数存在することも多いですし、相続税等の税金の問題が絡んでくることもありますので、慎重な判断が必要になってきます。やはり、一度無料相談等を活用して専門家にご相談することをお勧めいたします。

 

 「さいたま幸せ相続相談センター」では、相続に関する様々なご相談について、初回無料でご相談を承っております。どうぞお気軽にお電話(048-782-8922)ください。