今年は既に梅雨明けで真夏の暑さが続いておりますが、例年であれば7月中旬頃までは梅雨の時期。
「梅雨」の語源は、雨ばかりが続く時期と、梅の実が実る時期が重なるからとも言われているそうで、この時期スーパーでは目につくところに青い梅の実が並んでいます。
買い物に行く度、目にしても「手間がかかるし…」と足を止めることは無かったのですが、先日「いや、この時期を逃したら仕込めない!!」と気持ちを固め、梅シロップを作るべく梅と氷砂糖を買って帰りました。
帰宅後、早速大きなガラス瓶とザルを出し、先ずはガラス瓶の消毒です。 やはり面倒かもしれない、と思いながらも、水洗いした梅の実をひとつずつ丁寧に水拭きをしてからヘタを取り、最後に氷砂糖と梅の実を交互に入れて完了。 出来上がったガラス瓶は、ところどころ黄色やピンクが混じった青い梅と氷砂糖が重なり合ってなんとも涼し気です。
取り掛かるまでは面倒だと思っていたはずが、気づけば梅の香りに包まれ、癒される時間を過ごすことができました。 この後シロップが出来るまで約3週間、毎日1回ガラス瓶を回してあげるのですが、ガラス瓶の中を氷砂糖がカラカラと転がる音がとても軽やかに響き「手間をかけている」というような満足感を感じさせてくれています。
ところで、梅といえば埼玉県には収穫面積と収穫量ともに県内随一の有名な梅の産地、生越梅林(おごせばいりん)があります。 生越梅林は、水戸偕楽園・熱海梅園とともに「関東三大梅園」のひとつとされているそうで、梅林には様々な品種の梅の木が約1,000本植えられていて、中には樹齢650年を超える古木もあるそうです。 生越の梅は果肉が厚くて梅干しや梅酒に最適とのこと、ご興味ございましたら参考にされてみてください。
梅雨明けしましたが7月に入って戻り梅雨となるかも知れません。近年の大雨には注意が必要です。 今一度、ハザードマップを確認するなど、この機会に大雨への備えもご確認いただけたらと思います。
梅レシピ↛http://www.town.ogose.saitama.jp/kankou/tokusan/umeyuzu/1453290408236.html
うめ街道↛http://www.town.ogose.saitama.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/10/umekaido.pdf
ハザードマップ↛ https://www.pref.saitama.lg.jp/a1007/kouzuihm/index.html