昨年11月に稼働した中川水循環センター(三郷市)のバイオガス発電システムは、

・処理人口が約142慢人で年間処理水量は全国3番目の規模

・汚水処理量 1日に約45万トンと大量発生する汚泥処理の減量化

という状況から整備され、

温室効果ガス排出量の削減や「バイオガスの電力化」を実現しているそうです。

 

汚泥を高濃度濃縮 → 余剰汚泥と混合 → 消化タンクで微生物の有機分解によるバイオガス発生 → 発電施設にて燃料となる

という流れで

なんと!

年間1万7000トンの二酸化炭素削減

年間9250万キロワット(2100世帯分)の発電量 が見込まれ、

5カ月間の発電量は、計画値より130%上回っているそうです。素晴らしいですね!

 

以前地震があった際、関東地方で電力が不足することがありました。今後の関東、さらには日本の燃料自給率を上げる技術だと思います。

そして、埼玉が誇るべき「SDGs達成を支える施設」だといえるでしょう。

こちらの設備、今後は古利根川流域での導入も検討されています。

 

6月5日には、一般向けの見学会があるそうです。

気になる方はぜひ、申し込んでみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに埼玉県下水道局では、埼玉県下のマンホールのデザインについて書かれた「マンホールカード」の配布をされているそうです。

ちょっとコレクションしてみたくなりますね♪

 

中川水循環センター → http://www.saitama-swg.or.jp/nakagawa%20hp/index.html

マンホールカード → https://www.pref.saitama.lg.jp/c1501/koho/manhole-card.html

埼玉新聞記事(5月18日) → https://www.saitama-np.co.jp/news/2022/05/18/11_.html