5月5日は「こどもの日」でもあり、「端午の節句」という男の子の節句でもあります。

子供が元気に育つように願いを込めて五月人形を飾ったり、鯉のぼりをあげたりしますが、
実は、埼玉県は伝統産業である、雛人形や五月人形の生産量が日本一を誇り、「鯉のぼり」でも
日本有数の生産量を誇る市として加須市があげられます。

 

この加須市の鯉のぼり産業は、明治時代から続いているそうで、「こいのぼりの町」として
PRしようと加須市では「ジャンボこいのぼり」を作り、毎年5月の「加須市民平和祭」で
この「ジャンボこいのぼり」をクレーン車で吊りあげて大空に遊泳させているそうです。

 

さて、その「ジャンボこいのぼり」、大きさはどれくらいだと思いますか?

 

なんと、全長100m、重さ330㎏、目玉及び口輪の大きさ10m。これはビル30階相当の大きさになります。
100mの鯉のぼりが大空を舞う姿、きっと迫力満点なのではないでしょうか。

 

新型コロナウイルスの影響で中止となっていた同平和祭ですが、先日、3年ぶりの開催が発表されました。

ちなみに、遊泳するこいのぼりは、市民の手によって描かれた手書きの鯉のぼりで4代目になるそうです。

 

色鮮やかな「こいのぼり」に子供たちの健康と平和な未来への願いを込めるばかりです。

 

    (加須市市民平和祭)