不動産鑑定士・相続コンサルタントの森田努です。

 

令和4年の地価公示の作業が始まりました。

地価公示の作業が始まると不動産鑑定士の間で地価動向に関する情報交換が活発になされることになります。

 

昨年以来のコロナ禍の影響で地価動向は変調をきたしています。

繁華街は大幅な地価の下落傾向にある一方で、郊外の住宅地では取引が活発化し堅調であるとの声も耳にします。

また、巣ごもり需要の影響で、インターネット通販事業にかかる大規模流通施設用地の希少性はますます高まっています。

今回のコロナ過が不動産市場に与える影響は一様ではないのです。

それがこれまでのリーマンショックやバブル崩壊の際とは異なる点といえます。

 

相続と不動産は非常に密接な関係にあり、不動産市場の動向次第で相続対策の方向性も変わってきます。

不動産を使った相続対策において、誤った判断をしてしまうと、取り返しがつかないことになる場合があります。

不動産を使って効果的に相続対策を行うためには、不動産についての正しい知識と現状把握が重要になってきます。

不動産市場が読めない時代だからこそ、私たちのような専門家を頼っていただきたいと思います。

 

 

 

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