早いもので2月も半分が過ぎました。

恵方巻を食べたのはつい先日な気がしますが、特に2月は28日までなので3月のスタートはもうすぐですね。

 

 さて、3月3日は「ひな祭り」。ここ埼玉県にはひな人形で有名な地域があり(岩槻、鴻巣、越谷、所沢)その生産量は全国1位です。その中でも岩槻は特に有名で、歴史は江戸時代にまでさかのぼるのですが、当時、日光東照宮の大造替で彫刻をほどこすために全国から腕の良い職人達が集められ、江戸と日光をつなぐ日光街道の宿場町であった岩槻に住むようになった一部の職人達が周辺に多くあった桐を使い、技術を生かして人形を作ったのが始まりで、今でも岩槻にはひな人形の職人さんが300人以上いるそうです。 

 

 来週の2月23日〜3月12日には「人形のまち」ならではのイベント【第20回 人形のまち岩槻 まちかど雛めぐり】が開催されます。歴史も古く、城下町でもあった岩槻は老舗の料亭や和菓子屋も数多く、雛祭りの時期には、街中のあちこちにも雛人形が飾られ、街そのものがひな人形の博物館のようになるそうです。期間中、お雛様の絵付け体験や、人形衣装に着替えておひな様に変身して自由に写真が撮れるイベント等もあるようですので、ご興味のある方はぜひこの期間に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

岩槻人形博物館企画展「描かれた雛祭り」

にぎわい交流館いわつき