桜の開花予想が話題となる時期になりました。

今年、見に行きたい桜のお花見スポットはお決まりですか?

 

個人的にずっと訪れたいと思っているスポットに、幸手市の権現堂桜堤があります。
この権現堂桜堤は、埼玉県の「桜の名所ランキング」では必ずといって良いほど上位に入っているので、
ご存知の方、見に行かれたことのある方も多いのではないでしょうか。

例年4月上旬には、幸手市内を流れる中川沿いのおよそ1㎞に約1000本のソメイヨシノのトンネルと
堤周辺には菜の花が咲きほこり、辺り一面春色に染まるそうです。

青空を背景に、桜の「淡いピンク色」と菜の花の「鮮やかな黄色」のコントラストを想像するだけで
私たちにエネルギーを与えてくれるような気がします。

 

日本人はピンクというと桜をイメージする方もいると言われていますが、色の世界、とりわけ色彩心理では 淡いピンクは幸福感、優しさ、安らぎなど、見ているだけで和やかで幸せな気持ちにさせててくれる色とされています。筋肉を弛緩させる効果もあるので疲れた時にピンクを見るとリラックス効果もあるそうです。

一方、黄色は希望、喜び、好奇心など、外向きに広がる光のイメージ、エネルギーや希望の色と言われていて、明るく前向きな気分になれる効果があるそうです。

 

権現堂桜堤のように桜と菜の花が一緒に見られるスポットが人気になる一番の理由は、景色として美しいからだと思いますが、4月という新しいスタートを切るこの季節に咲く「桜と菜の花」が幸福感や希望を感じる「ピンク×黄色」だという色の持つ効果もあるのかも知れません。

この色彩心理の効果は、身に着ける衣服や身近なアイテムからも取り入れられるそうなので、普段使うハンカチやマグカップなどから気軽に試してみてはいかがでしょうか。

 

「そろそろ咲くかな?どうかな?」と待つ時間も楽しみながら開花を心待ちに過ごしたいと思います。