2020年12月8日 神戸新聞NEXTの記事によると、姫路城(兵庫県姫路市)の北西に位置する「八丈岩山(はちじょうがんざん)」の傾斜地を巡り、姫路市は災害対策工事に要した4千万円超の費用を地権者20人に請求する方針を固めたとのことでした。傾斜地が私有地であることから、「土地を安全に管理する法的義務を負う」と主張し、議会の承認を得た上で裁判所に民事調停を申し立てるといいます。

 

相続においては、相続人がいままで知らなかった不動産を相続することになることもあります。実務のなかでも、実家は一都三県にあるものの、地方にも複数の不動産があり遺産分割協議の対象になっているが地方には行くことがないし取得したくないからどうしよう、という話を聞くことがあります。それらの不動産が収益を生む不動産ならまだしも、主題のニュースのような土地だったら心配になりますよね。

 

自然災害の被害が大きくなっているいま、行政のこのような動きは全国的に起こるかもしれません。相続不動産の見極めがいままで以上に大事になりそうです。尚、当団体では相続不動産の分析や精査を得意としています。相続で気になる不動産がありましたらお気軽にご相談下さい。

 

※参照 2020年12月8日 神戸新聞NEXT  https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/202012/0013921756.shtml#:~:text=%E5%A7%AB%E8%B7%AF-,%E5%82%BE%E6%96%9C%E5%9C%B0%E3%81%AE%E7%81%BD%E5%AE%B3%E5%AF%BE%E7%AD%96%E5%B7%A5%E4%BA%8B%E8%B2%BB%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%90%E4%B8%87%E5%86%86%E3%80%81%E5%9C%B0%E6%A8%A9,%E3%81%AB%E8%AB%8B%E6%B1%82%E3%81%B8%20%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E5%B8%82&text=%E5%B8%82%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E5%82%BE%E6%96%9C%E5%9C%B0%E3%81%AF,%E5%B8%82%E9%81%93%E3%81%B8%E6%B5%81%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82