今年はおうち時間が増えたこともあり、例年よりたくさんの本に親しんだ方も多かったのではないでしょうか。
本を読み終わった後に作者が自分と同郷だと分かると親近感がわき、益々その作家を好きになったりさらなる作品に興味を持つことがあります。
埼玉県にはこの地にゆかりのある文学者達がたくさんいます。
その作品や資料が公開されている施設が桶川にある「さいたま文学館」です。
展示室には文学作品紹介ビデオ、埼玉県に関係する文学者19人一人一人の生い立ちや文学の解説、資料が大変わかりやすく美しく並べられています。
所々にタッチパネルがあり、解説を聞いたりクイズを解いたりと小学生でも飽きずに楽しめるしかけがちりばめられています。
その他、企画展示室では、年4回、埼玉県の文学にかかわる様々な企画展が行われています。
12月13日までは「文学に描かれた埼玉の『城』」が開催されています。歴史好きにはたまらない企画ではないでしょうか。
お勧めは館内にある文学図書館。埼玉ゆかりの文学者の作品や文学関係の同人誌が所狭しと並んでいます。
この作家も埼玉出身なんだ!と新たな発見がきっとある事でしょう。
絵本や児童文学など、子ども向けの資料もあり、また映像を楽しむこともできるので、家族でのんびりとした時間を過ごすことができお勧めです。
コロナの流行もあり、家にいる時間も再び増えそうです。
自分の故郷にゆかりのある本や漫画、アニメなどを調べてみるのも面白いですね。