2020年11月13日 朝鮮日報の記事にて、韓国経済研究院が5日に発表した「企業承継時、過度な相続税賦課の問題点」と題する報告書によると、韓国の相続税最高税率は50%で、OECD加盟国・地域のうち日本(55%)の次に高かったとのことでした。企業承継時、株式価値に筆頭株主割増評価(20%割増)が適用されると最高税率が60%になり、加盟国・地域のうち最も高い水準となるようです。以下、フランス(45%)、英国・米国(40%)、スペイン(34%)、アイルランド(33%)などの順で後に続いているとのことでした。

 

相続税の最高税率でみると、OECD加盟国・地域のなかで日本は相続税最高税率1位なのですね。ただでさえ財政状況が厳しいなかで、新型コロナウイルス禍の財政投入などを考えると日本の相続税がなくなることはないとみたほうが良いかもしれません。それどころかさらに厳しくなる可能性もあるかもしれません。今後は自己防衛しなければならない時代がくるかもしれません。

 

※参照 朝鮮日報2020年11月13日 https://news.yahoo.co.jp/articles/23d9974a5157f34234e6afeb400e512e8acc6b27