皆さんこんにちは。
さいたま幸せ相続のかたちの弁護士、栗原です。
この団体では数少ない女性メンバーです。
(・・・どこからか中身は男子との声が聞こえてくるのは気のせいでしょうか笑)
早速ですが皆さん、
「弁護士」にこんなイメージをお持ちではありませんか?
①=裁判ばかりしてる人
②=関わると大金がかかる
③=余程の覚悟がないと会ってはいけない
④=結局は得体の知れない職業
⑤=どうしようもなくなった時の最終手段
う~ん・・・
これだけを見ると「関わるのすら面倒な人」ですね。
違いますからねー!
本当はこれが実態なんですよ。
- ’=裁判まで発展しないで済むようにすること
が主ですし、
- ’=報酬として頂くのは失わなくて済んだ価値の中の
一部だけですし、
- ’=相談するだけでしたら気軽にいらして頂いて
構いませんし、
- ’=デスクワークがやたらと多くて結構地味な
職業ですし、
- ’=どうしようもなくなる前にこそ一番の力に
なれますから。
ですから、①~⑤のような間違ったイメージのせいで
敬遠してしまうことは、不要であったはずの問題
を抱えることになりかねないのです。
特に⑤のような間違ったイメージは絶対に持って
はいけません。
弁護士の正しい使い時は最終手段などではなく、
「予防」と「事前対策」なんです。
今回のコラムはこのことに焦点を絞ってお話して
いきます。
でも・・・ごめんなさい。
先に挙げたイメージを持たせているのは、おそらく
弁護士側が悪いのだと思います。
確かに弁護士は殿様商売ですし、相談者からの依頼を
受けて立つだけで、自ら手を差し伸べることを
してこなかったのも事実ですから。
一般の人から敬遠されるのは当たり前と言えるでしょう。
私はそのような弁護士像とは真逆の道をひたすら
に突き進みたいと思います!
それこそが弁護士という仕事の在るべき形だと考えるからです。
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さて、
気を取り直して本題に戻りますね。
まずは誰でもイメージしやすい病院を例にした、
〈A〉と〈B〉の比較を挙げてみます。
〈Aパターン〉
体調が優れないから早めに病院に行った。
⇒早めにお医者さんに相談したから大病になる前
に対処をしてもらえた。
⇒少しの診察料で快適な生活を守れた。
〈Bパターン〉
体調が優れないけど
「病院に行くほどじゃない」
と勝手に決めつけて放っておいた。
⇒そうしたら取り返しのつかないくらいに病状が
悪化してしまった。
⇒そこでようやく病院に行ったら、「ここまで病状
が悪化してるとなると大変ですよ?」とお医者
さんに言われた。
⇒長期の緊急入院と大きな手術が必要になり、
相当の時間&お金&体力を使うことになった。
これは誰がどう考えても〈A〉の行動を採るべき
だと分かるはずですね。
では次に弁護士に置き換えてみましょう。
〈Aパターン〉
不安を覚えたから早めに弁護士に相談した。
⇒早めに弁護士に相談したから、大きな問題に
ならない為のアドバイスをもらえた。
⇒少しの相談料で快適な生活を守れた。
〈Bパターン〉
不安を覚えたけど
「弁護士に相談するほどじゃない」
と勝手に決めつけて放っておいた。
⇒そうしたら取り返しのつかないくらいに問題が
大きくなった。
⇒そこでようやく弁護士に相談したら「ここまで
問題が大きくなってるとなると大変ですよ?」
と弁護士に言われた。
⇒やらなきゃならないことが沢山できてしまい、
相当な時間&お金&体力を使うことになった。
・・・どうですか?
身近に感じる病院も、縁遠く感じる弁護士も、
どうなってしまうかは同じでしょう?
これだけでも早めに相談した方が圧倒的に良い
と分かっていただけると思います。
そしてこれは他の専門士業でも同様です。
つまり弁護士に限らず、正しい専門家の使い方と
いうのは「早期相談」だということです。
ですから表題にも書いたように、
「弁護士は最後の砦」
なんて思っていたら、回避できたかもしれない
問題までも背負う羽目になりかねません。
「弁護士は早めに相談した方がいいんだ」
ということを知っておいて下さい!
「いざとなったら・・・」なんて思っていたら
手遅れになるだけですからね!