弊社では日々、相続相談を頂くなかで様々な質問を受けることがありますが、そのひとつが報酬に関するご質問です。
「相続税の申告はどのくらいの金額がかかるのでしょうか?」
「相続登記にかかるお金がいくらぐらいが適正かわからないのだけども」
「不動産鑑定士に不動産の鑑定をお願いするといくらくらいなんでしょうか?」
上記記載内容は一般的な質問の一部を取り上げましたが、この報酬の部分は経験を積んだ相続コンサルタントでも費用感をつかむことが難しいくらい士業間でばらつきがあるのが現状です。
例えば相続税の申告であれば最近の相続税専門の税理士法人のホームページには価格表が掲載されるようになりました。
よって、被相続人の資産規模と相続人数がわかればざっくりの費用感はつかめるようになってきています。
しかしながら3社ほど見積もりをお願いしてみると数十万円単位で見積もり金額の違いが出るということがあるのが現状です。この金額は人によって大きくも小さくも感じるかもしれませんが大きいとみてよいのではないでしょうか。
また、司法書士の報酬も顧客目線で丁寧に作られているホームページであれば一般的な報酬体系は掲載されていますが司法書士の報酬のベースもばらつきがあります。
私たちも相続手続き等にかかるスタンダードな報酬金額は目安となればと思いホームページに掲載させて頂いていますがあくまで参考としての内容でありお客様の状況次第で金額に前後があるのが現状です。
話変わって、最近私たちがびっくりしたのが他社様で相続手続きの終わったお客様からどのくらいの手続き費用がかかったのか参考までに伺ったところ思ったよりも高い報酬を支払われているかたもいることがわかりました。これは、サービス等に納得しているのであればまったく問題はないでしょう。しかしながらこれから相続手続きを行うかたは、世の中には適正価格かつ素晴らしいサービスを提供してくれる士業もいるということを知ることも決め手のポイントになるということです。私たちもまだまだのところがあるかと思いますが、そのポジションを目指して努力しています。
つまるところ、お客様におかれましては少なくとも2社は比較して頂き適正な報酬かつ相性も見ていただき意思決定して頂ければと思います。
私たちはセカンドオピニオンの相見積もり対応も可能です。どうぞお気軽にご相談下さいませ。