皆さん、こんにちは。
一級建築士、相続・不動産コンサルタントの城和です。
レオパレス21の建築基準法違反による施工不良のアパートで、
国土交通省が今年の夏前に完了を指示した物件の改修工事に遅れが出ているようです。
改修工事の指示を出している物件は約1万3400棟あり、
そのうち6月末時点で改修工事が終わっている物件は837棟。
全体の1割にも満たないアパートしか改修が終わっていないようです。
レオパレス21の調査では、全体で約1万9千棟の施工不良が発覚しており、
調査自体も全体で約3万9000棟あるうちの約2万6000棟が調査済みとことで、
すべての調査が完了するのも時間がかかるようです。
また7月12日には消火栓などの設置不備があったと公表されており、
まだまだ問題解決には時間がかかりそうです。
入居者の方や相続対策などで建築をされたオーナー様はご不安なところがあるかと思いますが、
いち早く改修工事が終わることを願っております。
※参照 2019年7月16日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47368840W9A710C1CR8000/