2019年6月14日 西日本新聞の記事によると、福岡県司法書士会に所属する男性司法書士(54)が昨年、成年後見人として管理していた高齢者の口座から現金数百万円を私的に流用していたことが分かったとのことでした。男性は西日本新聞の取材で流用を認め「ローンやクレジットカードの支払いに使った」と話した。司法書士会が調査に乗り出しているとのこと。

 

またこのようなことが起こってしまいました。私がもっとびっくりしたのが、記事の後半に記載のあった内容です。最高裁によると、昨年1年間に家庭裁判所が成年後見人らによる不正行為を確認し、解任などの措置をとった件数は250件、被害総額は約11億3千万円とのことでした。このうち、司法書士や弁護士ら専門職に関しては18件、約5千万円の被害があったといいます。

 

士業という各専門分野のプロフェッショナルでも過ちを犯してしまうことがあるのでしょうか。信頼について大変考えさせらえる事件でした。

 

※参照 2019年6月14日 西日本新聞  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00010000-nishinpc-soci