皆さん、こんにちは!
不動産鑑定士、相続・不動産コンサルタントの森田努です。
最近大きな社会問題化している「空き家」について。
平成24年に発表された埼玉県空家実態調査によると埼玉県全体の空家率は11.1%となっています。
また、平成25年の住宅・土地統計調査によるとさいたま市の空家率は9.9%、区別にみると意外に一番空家率が高いのは11.4%の大宮区となっています。
空き家、空き地は利用する予定がないのであれば、税負担の観点からみても売却などによって手放すことが望ましいと思います。
ただ、相続争いによって相続人が決定していない、共有登記されており合意形成が難航している等、特に相続を理由に空き家になってしまっている場合は売却が難しいことが多いのも現実です。
そこで、埼玉県のお隣、東京都では相続に仕組みや空き家の解決方法鵜をまとめた「東京空き家ガイドブック」を作成したということです。インターネットで誰でも手に入れることができるとのことなので、私も読んでみましたが、非常によくできた資料でした。やはり、空き家になってしまいそうな物件については相続前に検討策を検討することが重要ということです。
皆様も一度目を通してみることをお勧めいたします。
〇埼玉県空家実態調査
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1107/akiya-chousa.html
〇さいたま市空き家等対策計画
https://www.city.saitama.jp/001/007/007/p058293.html
〇東京空き家ガイドブック
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/03/22/03.html