相続は誰にとっても避けて通れない問題でありながら、「争族」という言葉があるように、大切な家族の絆を試す試練にもなり得ます。
法的な問題や相続税の悩みなども抱えやすい上、時にデリケートな家族の感情が絡み合うため、家族の中では多くの人が「何から手を付ければいいかわからない」「誰に相談すべき?」と不安を抱えています。
そんな相続のお悩みの「解決のきっかけ」が見つかる場所が、さいたま幸せ相続相談センターです。
今回は、さいたま幸せ相続相談センターの強みを、スタッフインタビューでご紹介します。

相続コンサルタントの馬渕さん、システムエンジニアという異色の経歴を持ちながら、人との関わりを求めて相続の世界へ転身した木村さんに、相続の現場で感じている「リアル」と、さいたま幸せ相続相談センターが提供する「ワンストップ」サービスの真の強みについて、深くお伺いしました。
(聞き手:岩田いく実)
異なるキャリアを生かしたスタッフが相続の最前線で活躍
―エンジニアや不動産業界など、ユニークなキャリアを歩んできたスタッフの方々が働いています。なぜ相続分野で働くことを選んだのですか?

私の場合、エンジニア時代はコンピューターが相手の仕事だったので、次第に「人と話をするような仕事をしたい」と感じるようになったんですね。
誰かの困りごとを解決して、笑顔になってくださるような仕事もしてみたいと思うようになりました。不動産営業を経て、皆様の土地や建物に関するお悩みを解決したいと思い、こちらへ転職しました。
以前の不動産仲介業では「売り物が出来上がった状態」から関わるので、扱うのは主に「価格」でした。しかし、相続の現場では、「なぜ不動産を売るのか」その思いを丁寧にヒアリングすることが大切です。
ご家族にしか分からない「価値」や「思い出」が宿っている不動産を売却するわけですから、より責任とやりがいを感じます。お客様一人ひとりに寄り添い、ご納得いただける結果を模索することに、大きなやりがいを感じますね。
―馬渕さんは相続の仕事のやりがいをどのように感じていますか?

私も前職が不動産業界だったので、相続のご相談でも不動産に関するお悩みに携わっています。相続では不動産について、単なる売却の成功ではなく、ご家族間の問題を解決に導けた瞬間にやりがいを感じますね。
相続では、たとえ不動産の売却価格が少々相場を下回ったとしても、早期解決を優先するケースも少なくありません。一方で、納得がいく解決ができるように、高額の売却を目指すケースもあります。
短期的な利益を追うのではなく、長期的な視点で、ご家族の「問題解決」に入り込めることが、この仕事の醍醐味ですね。

さいたま幸せ相続相談センターの強みは相続の「交通整理」
―相続手続きには税理士や司法書士、弁護士など、複数の専門家との連携が不可欠です。この連携において、さいたま幸せ相続相談センターの役割はどのようなものですか?

私たちの強みは、お客様と士業の先生方の間に立って、「交通整理」を行うことです。相続問題は複雑で、期限がある手続きも多いです。一般の方が最初から「この問題は税理士に依頼すべき、このトラブルは弁護士に依頼すべき」と判断することは非常に困難です。
実際に、お客様の中には専門家へ直接相談に行ったにもかかわらず、「それなら別の専門家へご相談ください」とたらい回しにされてしまう方が、本当に少なくありません。
私たちは、お客様の話を整理し、ワンストップで相続手続きが進められるように「この部分は税務のプロであるこの先生に」「この紛争の芽は弁護士に」と、解決の道筋と、適切な専門家への振り分けを行います。
お客様が抱えているお悩みの交通整理ですね。
そして、専門家はどうしても難しい専門用語を使わざるを得ないため、私たちがお客様と専門家の間にたって、専門用語の「通訳」を行うこともあります。丁寧に、わかりやすくお伝えすることも、大切な業務です。

私たちは常日頃から、多数の士業の方々と連携していますが、特に気を付けているのは、「バイアス(偏見)をかけないこと」です。
特にご兄弟間での意見の相違など、感情的な問題が絡む場合、一人の意見に偏ってヒアリングしてしまうと、事態を悪化させる危険があります。
私たちは、「大切な声を聞き漏らしていないか」「言葉の裏に隠された感情はないか」を常に探りながら、ご家族全員の声を汲み取ることに注力しています。
また、先生方が専門的な立場からお客様に伝えづらいことも、私たちが第三者として補足し、さいたま幸せ相続相談センター全体での「温度感」を共有することで、解決への流れをスムーズにします。
1人でも多くの方に「正しい相続知識」と「早めの相談の大切さ」を知ってほしい
―相続コンサルタントとして、一般の方に最も伝えたいメッセージは何でしょうか?

私やはり、「相続の相談は、早ければ早いほど良い」—これに尽きますね。

遺言書があれば防げたはずのトラブルや、お子様がいない相続で、配偶者以外の親族に多額の財産が行ってしまって、もっと早く対策すればよかったと後悔される方は少なくありません。
多くの方が「相続は資産家が気にすべきで、自分には関係ない」「まだ先のこと」と考え、「法定相続人が誰なのか」具体的にわからないまま過ごされています。

法改正についても、あまり深くはご存じではない方が多いです。例えば相続登記の義務化などは広く周知されたため「不動産について相談しなくちゃ」という意識を持たれる方は多いですが、細かい贈与や相続に関する法改正までは、ご存じない方が多いですね。
私たちは、単に問題を解決するだけでなく、ご家族が「相続について話しやすい雰囲気」や「知るきっかけ」を提供することが重要だと考えており、生前対策などのセミナーも積極的に開催しています。
結びに:まず「一歩」踏み出してください
さいたま幸せ相続相談センターの最大の強みは、「とりあえず相続に悩んだら、私たちのところへ来れば、なんとかなる」という安心感です。
私たちはお客様がどんなに漠然とした状態で来てくださっても、その不安を整理し、最適な解決に向けた道筋をご提案できます。
「争族」ではなく「幸せ」をつないでいくために、まずはお気軽に、私たちにお話しください。
当センターのホームページには、各サービスの料金目安も掲載しておりますので、ご検討の際にぜひご覧ください。
執筆:岩田いく実




