生前に遺産を渡す人を指定しておく「遺言代用信託」が広がりそうとのことです。オリックス銀行は山口フィナンシャルグループと傘下3行へ商品を提供することで合意したとのことでした。死亡すると故人の預金口座は親族でも引き出しに手間がかかりますが、代用信託は相続時に発生する面倒さを解消する商品として人気が出ておりオリックス銀も2022年3月末までに5倍超の500億円に受託残価を増やす計画のようです。
信託商品が一般化されつつあるのでしょうか。一方で信託はプロでも本質をよく分かっていない方もいるようです。遺言との違いやかかる費用、費用対効果を含め慎重に検討することをおすすめしたいと思います。
※参照 2019年1月25日 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO40428740U9A120C1EE9000/