みなさま、こんにちは。
相続専門司法書士の三浦美樹です。

 

本日は、最近流行りの自然葬についてお話ししたいと思います。

 

近年、故人が好きだった音楽を流す音楽葬など様々な葬儀の形が生まれていますが、中でも自然葬の人気が増えてきているそうです。海や山などはもちろん、なんと宇宙にまで散骨が可能だそうです。

 

故人の「自然に還りたい」「宇宙が好きだった」などのロマンある夢が叶えられる上に、遺族にとっても「宗派や家柄に関係なく供養が出来る」「お墓の管理費用がかからない」というメリットがあります。

宇宙葬でさえ、安価なもので20万円前後なんだそうです。

 

以下、自然葬の代表的なものについてご紹介します。

 

・樹木葬
墓地として認可された山林墓地にお骨を埋葬すること。一般的には墓石は作らず、植林や杭、花木などを墓標にします。

 

・散骨
遺骨を海に撒く海洋散骨やヘリコプターなどの航空機から行う「空中葬」、山や森など木々が生い茂る場所に散骨する「森林散骨」があります。

 

・宇宙葬
ロケットに乗せていくものや風船で成層圏まで飛ばすもの、人工衛星で飛び続けるものなど様々な形があり、値段も高いものでは250万円程度となるなど大きな違いがあります。

 

自然葬は、ドラマや映画のワンシーンでのイメージが強かったのですが、身近になってきているようです。あと100年もしたら、全く予想がつかない葬儀の形が生み出されているかもしれませんね。