みなさん、こんにちは!
不動産鑑定士、相続・不動産コンサルタントの森田努です。

 

今年の夏は本当に暑いですね。特に、さいたまは内陸で海沿いの地域に比べて気温が上がりやすいようです。私も夏は大好きで、暑いのも楽しめる方なのですが、さすがに今年は厳しいですね。体調管理に気を付けて熱中症対策を心掛けたいと思います。

 さて、今回は家族の絆について。
 相続のご相談の中には相続人同士の争い、所謂「争続」に関するものが多くなっています。実際のご相談の場では、相手方に対する積年の想いのようなものを長時間にわたり訴えるような方もいらっしゃいます。
 でも、少し考えてみてください。本当にその相手方が昔から憎かったのでしょうか?ちょっとしたボタンの掛け違えにより、想いがズレてしまっただけで、話し合う余地が残っているのではないでしょうか?
 先日、久しぶりに知人の結婚式に参加させていただいたのですが、その時の両ご家族のご様子を拝見させていただく限り、とても嬉しそうで、見ているこちらも幸せな気分になりました。思い出してみると、自分の結婚式も他の知人の結婚式も同様だったように感じます。どのご家族にもその時々において、喜ばしくて幸せな人生の出来事が大なり小なりたくさんあったと思います。結婚式の日、子どもが産まれた日、入学式、卒業式。その時々の幸せな想い、家族の笑顔を思えば、心が離れてしまっている家族との関係も修復可能に思えることもあるのではないでしょうか。
 これからお盆を迎え、里帰りなどで親族の皆様がお集まりになる機会が多くあると思います。ぜひ、その際は大いに昔話に花を咲かせていただいて、家族の絆を深めていただきたいと思います。
 そしてそういった、コミュニケーションの積み重ねが最高の「争続」対策になるのだと思います。