最近散歩していると、あちらこちらに紫陽花を目にします。梅雨は苦手な季節ですが、紫陽花の赤や青は雨のしずくの中でよく映えますね。

そんな紫陽花の花の色を変える方法があるんです。

意図せずに、買った時と地植えした時とで色が変わってしまった、なんてこともあるかもしれません。
なぜなら紫陽花は環境によって色が変化するんです。

 

紫陽花の花の色はアントシアニンという色素によって発色します。
土がアルカリ性や中性だと赤系の紫陽花ですが、酸性の土はアルミニウムが溶け込んでいて、このアルミニウムとアントシアニンが結合すると青く変色してしまうんだそうです。

 

日本の土壌は酸性が多いのですが、なるほど青の紫陽花が咲いているお家が多いですね。

先日、幸手権現堂に紫陽花を見に行ってきました。100種類、16000株が植えられているとのこと、それはそれは美しい。
入り口付近、一面真っ白に咲いたアナベルも素晴らしかったです。

 

ちなみに白の紫陽花はアントシアニンを持っていない為、どこに植えても白のままなのだそうです。