前回不動産を一番高く売るにはどうしたらよいのかをお話ししました。

今日は不動産を売却する以外にはどんな方法があるのか「円満相続をかなえる本」より見ていきたいと思います。

 

売却は一時的に利益を創出します(時と場合によっては損するケースもあるでしょう)。しかし不動産活用であれば、長期にわたり持続的な利益を生み出すことになります。すなわち相続不動産対策においては、長期的視点が不可欠ということなのです。

よく聞くのが、相続税を納税するために不動産の売却を勧められるケースです。期限がある事を理由に売却を急がされることがあるようです。しかし、このような場面だからこそ、落ち着いて対処することが大切です。

なんでもかんでも売却して現金化することが良いとは限りません。長い目でみれば、現状維持の方が良い場合もあり得ます。担当者が変に売却を急がせていたら要注意です。

まずは不動産そのものの価値を、コンサルタントなどに相談してご本人が理解したうえで、売るのか、現状維持とするのか、もしくは不動産活用を行うのかを見極めることが大切です。お一人では判断しづらいことは、複数の専門家にヒアリングすることで道が開けます。また、相続不動産の売却には税金の知識も必要なため、相続に強い税理士との連携も重要になってきます。

 

思い出がつまった大切な不動産、最善の方法で幸せな相続へとつなげていきたいですね。

 

さいたま幸せ相続相談センターでは、無料相続相談会を実施しております。些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

※参照 円満相続をかなえる本